筑波大 STEAM Leadership Program

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第7日目 安田 秀一 氏 講演

7日目 安田 秀一 氏 講演

10/8(火)
『スポーツを切り口とした、日本のあり方の再定義』』を講義

株式会社ドーム設立の話しから始まり、入場者数がついに100万人を突破した全国高等学校野球選手権大会の話へと展開された。

大会は国民的行事となっているが、都道府県間には大きな人口格差があり、強豪校には県外からの学生が集まるなど、著しくフェアネスに欠ける仕組みとなっている。過密日程による健康面の課題も大きい。野球以外でも多くの高校スポーツが都道府県対抗のトーナメント形式で行われるため、半数の学生は1試合しか経験できない。高校スポーツは教育と言えるのか・・・。

その中で海外の高校リーグの話を聞いて驚いた。海外は人口や学校の増減により常にリーグ編成を最適化している事だ。日本は戦後から何も変わっていない・・・。

部活動の話一つ上げても、日本では、課外授業として部活動は行われているが、海外の部活動は教育の一部授業として行われている。アスレチック・デパートメントが運動部を統括しているのだ。日本もそうすれば良いのに・・・。簡単に改革はできないのだろうか?

次に、地域の過疎化、一票の格差を放置し、中央であらゆる政策を決定し、地域の課題を拾えない日本の仕組みについて、共通事項があるように思えると安田先生は投げかけた。スポーツを切り口に『スポーツを通じた日本の最適化~Optimization~』のワークへとつなげた。

初めに「甲子園大会の最適化プラン」についてのアイデア出し、「甲子園大会の最適化プランに基づいた日本の統治の最適化プラン」についてまとめてみた。

身近な話題だったのでいつになく、多様な意見、熱い議論が交わされて色々なアイデアが出た。
十人十色と言うが、目の向けどころにより進む方向が違ってくる事が体感できた。人間の闘争心に火をつける熱量が上がったワークだった。

 

 

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