筑波大 STEAM Leadership Program

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第15日目 タグチ ヒトシ氏 講演

15日目 タグチ ヒトシ 氏 講演

12/10(火)『身体の社会性』を講義

わたしたちの誰もが持つこの身体は、一個体としての価値の証明であり、可能性の制約であり、誰かの心を動かす装置で、自らの身体が備えている能動性と受動性を再認識し、身体から起因する視座などを講義。

今回の講義で学んだ事は、表現に価値を作るには、何を持って新しいかを常に考え、新しい概念を作らなければいけない。私たちの体の少し先の未来を実際にカタチにすると同時に表現を手放すということの重要性も感じた。

芸術家とは、『考える、作る、発表する』人。音楽家は著作権で保護されているが、ダンス振付には著作権がないので身体が壊れると大変だという真実や、その中でどのようにお金を動かして活動費を集めるかという具体的なお話が興味深かった。

ワークでは実際に体を動かしてみた。歩くという日常的な動作を取り出し、客観的に観察することができた。日常的なことでも、ひとに魅せることで個人が個人として存在できるようになる、姿勢や呼吸など、普段意識しない部分を意識することができ、気持ちと姿勢が連動するというのが面白いと思った。

 

顔が全く映らない手だけのダンスによる新しい表現など、新しい分野への挑戦を繰り返しながら芸術作品を作り出し続けるのが芸術家たちなのか・・・・

今回の講座で、新な目で芸術を見る事が出来るようになりました。

 

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