筑波大 STEAM Leadership Program

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第11日目 岩田 洋夫氏 講演

11日目 岩田 洋夫 氏 講演

11/12(火)『ハプティックス・ディバイスアート・エンパワメント情報学』を講義

バーチャルリアリティ元年ともいわれる2016年から日本バーチャルリアリティ学会第8代目会長を務められた岩田先生、多くのユニークな取り組みを今なお続け、新たなVRの発展に取り組まれていた。
この講座の事前学習として「Ready Player One」の鑑賞があった。2045年のVRゲームがテーマのこの映画は様々なVRインターフェースが社会に溶け込んでいる。ありうるVRの未来だと先生は言う。講義の中で、VRの歴史や触覚、デバイスアート・エンパワーメント情報学の話を聞き、映画に登場した装置の原理やそれらが現実するものなんだ!と45年後の未来を創造できたような気分になった。

講義後、EMPスタジオで世界最大のプロジェクタ360度を使ってのVR体験をした。つくば駅前に自動運転の車を走らせ人間がいても止まらない事を体験。現社会では、車が止まるのは当然だが、自動運転の車となれば有無も言わさず衝突してくる。自動運転が主流になるにはたくさんの問題がある事がVR体験により思うことができた。次に、中華街の街並みで水が溢れたてきた水害を想定した体験だ。あっという間に膝まで水がきて、腰、胸、あごまでくると、圧迫感を感じ、皆ギャーギャーと騒ぎはじめた。水に入っているわけではないのに、圧迫感を感じたことにVRの凄さを実感。「これにハプティクスが加わるとどうなるのだろー」とフト思った。

巨大スクリーンを使ったVR体験は無限の可能性を秘めたもので、活用次第では今後未来社会の問題解決のために活用できるツールの1つではないかと思い知らされた体験でした。

   

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