筑波大 STEAM Leadership Program

新着情報

第19日目 落合 陽一氏 講演

19日目 落合 陽一 氏 講演

1/14(火)『魔法の世紀とデジタルネイチャー』を講義

情報技術がディスプレイの内側ではなくこの現実を変える。「映像の世紀」から「魔法の世紀」へ「映像の20世紀」は終わりをつげ、コンピュータ時代へそのコンピュータの歴史を紐解きながら、分かりやすく講演。さすがいつも授業をされているのだな~と感じた。

光が撮影するのは視覚、音が撮影するのは視覚、という区別は「映像の世紀」以前の「人間中心主義のメディア観」の時代の発想で、それに対して「音が再生される光プロジェクター」や音が聞こえてくる感覚ディスプレイ」といった人間の感覚の環境を飛び越えたメディアを夢見て研究しているという。一度映像によって縛られた限界を取りは払う事で他に見えてくるものは何かという問題提起をいつも自然としているという。そんな感覚で365日生活していると、十分に発達した計算機群は自然と見分けがつかないデジタルネイチャーへ、現存する自然をテクノロジーによって再構築する事で言語と現象、アナログとデジタル、主観と客観、風景と景観の二項対立を円環的したい思いが沸いてきて、研究につながっているという。落合ワールドが少しわかった気分になった。

講義のあとは、今この世の中にあってなくなりそうなものを書き出してみて!についてアイデアだしをした。質疑応答にも細かに答えていただき、研究内容の質問より、TV 出演の事や、忙しそうだけど自分の時間があるのか?睡眠時間はどれくらいなのか?など個人についての質問にも答えていただき、「昨日も研究室で寝いたな~」と素朴な一面も見られた。

 

TOP

お申し込み